本当にユニバーサルデザインは広まっているのか?
近年、色覚異常の生徒のためにユニバーサルデザインが導入され始めたと聞きますが、本当にそうなのか調べてみました。
子供の教科書を調べてみた
小学生の息子の教科書を調べてみると、道徳の教科書を除く全教科でユニバーサルデザインが採用されていることがわかりました。
教科書の裏にこのように書いてあります。

一番心配していた社会の教科書の地図ですが、きちんと配慮されているようです。

色の中に水玉や車線が引いてあり、色がわからなくても判別できるようになっています。
書写の教科書も青で文字を書いたり囲んだり色覚異常の子にとってはわかりやすいようになっていました。

教科書以外はユニバーサルデザインは進んでいるの?
学校によって違うのでしょうが、うちの学校で使われているドリル等はユニバーサルデザインではないようです。
ドリルの裏を見てもユニバーサルデザインのことは一切書いてありません。

以前こちらでも書いたように
色覚異常の子にとってはとても使いにくいものとなっています。

また、テストを見てみましたが、あまりユニバーサルデザインに配慮されていないようでした。

直接、問題には関係なかったようですが、色で分けてあるだけだったので少し見にくかったのではないでしょうか。
さいごに
少しずつですが、色覚異常の人が困らないようにユニバーサルデザイン等は進んでいるようです。
しかし、まだまだ色覚異常のことをよく知らない人が多く、あまり言ってはいけないような風潮があるようです。
息子が大人になる頃にはもっと暮らしやすい世界になっていて欲しいですね!


